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2012年 01月 31日
![]() ![]() ![]() 朝から先日のリスフィールドへ再び。 ここの林は沢沿いということもあってオニグルミが多い。そのためだろう、ここのリスのオニグルミ堅果への依存度もまた高いように思われる。 何せ、アカマツの下に行ってみても冬の定番、球果の食痕がほとんど見られない。かろうじて見つけたものも途中でやめてしまったようなもので、いわゆるエビフライ型にはほど遠い。おそらくアカマツ球果を食べることに習熟していないのだと思う。 で、オニグルミ堅果の採食シーンやその食痕は見られるが、これも教科書的に合わせ目に沿ってきれいに二つ割りし中身を食べるものもいれば(写真中、うんとトリミング)、ある程度かじった後、バキッと穴を開けて中身を食べてしまう(写真下、同)ものもいる。 これも習熟度のちがいによるもので、後者の例は若者で未熟ということなのだろうか。あるいはこの時期に残っているクルミの質があまりよくなくて、殻がもろいとか中身があまり美味でないとかそういう事情も関係しているかもしれない。このあたりはクルミが新鮮な秋に観察して確かめたいところだ。
2012年 01月 24日
![]() 昨夜の雪は不思議なふり方だった。夕方、暗くなるまでは曇りのままでまだふっていなかった。 夜、窓の外が白いような気がしてのぞいてみてびっくり。どんどんふっていて、すでにかなり積もっている。あわてて少しだけ雪かきをしておく。が、かくそばからふってくる。 夜中、どうなってるかなあと窓からのぞくと、ほとんどふっていない。 朝、明るくなって外に出ると、20センチくらいの積雪。数時間の間にバッとふったのだった。 近場のフィールドをざっと一回りしてみたが、動物の足跡はほとんどない。まああのふり方では、動物も出る気にならなかっただろう。足跡ウォッチングは明日以降がよさそうだ。 そのかわり、庭に気になる足跡があった。庭で初めてのネズミの足跡。最初に気がついたのは、薪積みから出てコンポストボックスにつづくトレース。元をたどっていくと、物陰に入りながら家の周囲に点々とある。昨冬つくった物置に何度か出入りしている。イモ類を収納してあるので、居着いていたのかもしれない。そこにさっそくネコの足跡が交錯していた。 さて種類は何だろうか。環境から考えると、ハタが第1候補かなあ……。アカがやってくることも、あるかもしれない。クマはこんな季節に外をウロウロするのだろうか。はたまたドブ、にしてはちょっと小さめのような気がする。もしも居着いているのならばたしかめてみたい。
2012年 01月 18日
デスクワークがつづいていたので、今日は終日外に出る。少し足をのばし、行ってみようと思っていたリスの撮影フィールドへ。オニグルミ堅果の採食シーンなどとともにふむふむと思ったのは、巣材集めの場面をいくつか見ることができたこと。 オニグルミの樹皮がぴらぴらとめくれたところ(たぶん何度かとりにきているのだろう)に来たと思ったら、口と前脚でそれらをかきよせ、おりたたみ、まとめ、口がそれこそ一杯になるまで集め、運んでいった。巣材なわけで、追っていくと、針葉樹の枝につくられた球状巣にたどりついた。巣の断熱材を増やしているのか、はたまた新しい巣をつくっているのかもしれない。別の場所ではロープを巣材として集めているものもいた。こんなものもねえと感心。こうして巣材あつめが何度か見られたということは、そういう時期なのかもしれない。 けものの中ではリスやネズミなど、小型齧歯目に波長が合うような気がしている。それとここはちょっと変わったフィールドで、撮影には適しているのだけれど、生態的には気になることもあり、ときどきはウォッチングに来ようという気になるのだった。
2012年 01月 14日
![]() ![]() ![]() 正月早々、風邪を引いてとっても久しぶりに熱発。高熱がつづくからあわやインフルエンザかと思ったのだが、医者曰く風邪をこじらせてしまったからだったらしい。 それで仕事開始がだいぶ遅れたところへ、校正中の本でけっこう大きな変更をすることになってつきっきりだったらすでに1月も半分過ぎた。はあ。 校正を発送し、ここのところの寒さも一息ついた感じだったのでフィールドへ。探したのはモンキチョウの越冬幼虫。たくさんいるはずなのだがまだ見つけたことがなく、この冬の課題だった。 何でもそうだがコツを見つけるまでが長く、その間にいやになってしまわないかどうかがポイントになる。白状すれば、これまでに何回かチャレンジしているのだが、いずれも見つからないままに敗退している。普通種で食草もわかっているのに見つけられないというマイナス体験はけっこうなダメージとなってしまう。 モンキチョウ越冬幼虫の場合、探しやすそうな食草の株がそれなりにある場所を見つけられるかどうかにかかっているように思う。厳冬期のこの時期のシロツメクサやアカツメクサは、霜にあたってくったりしているものが多く、葉表に静止しているはずの幼虫を探しやすい株はそんなにない。 今日は河川敷の南西向きの堤防の縁に、比較的元気な株が顔を出しているのを見つけ、そこでようやく発見。日当りのいいアカツメクサの株の、やや開き気味の葉表にちょこんとのっていた。体長5ミリほど。体を縮めていたが、近くにはちゃんと透かし食痕もある。もっともこの食痕は軽微で、これを頼りにするのは難しいかもしれない。 あれこれ撮影していたら視界の端に動くものあり。見ればナナホシテントウが2匹枯れ草を這い上がっている。どこかの根元で越冬していたのだろうがやはり休眠は浅いようだ。 寒い日がつづきそうだが、こういう小さなプラス体験でもあれば、また探しに出てみようという気になるというもの。
2011年 12月 25日
![]() ![]() 今月は校正作業などデスクワーク、ときどきフィールド、そして薪集め仕事。昨シーズンは物置小屋をつくっていて集められなかったので、時間をつくってはコツコツと薪仕事をやっている。春に伐りはじめた梨畑のつづき。昨日は薪割り機を借りてきて、ここまでの分を一気に割った。もっとも薪小屋が計画ばかりでまだできていないので、いいかげん置く場所がなくなってきたのだけれど。 今朝は薪積みから調達していたら、フタモンアシナガバチの古巣があることに気がついた。アシナガバチコロニーを始めから終わりまで見るのはなかなか難しく、途中からならあるのだけれど、創設女王から観察を始めることができても終わりまで全うできるものはまずない。意外に事故率が高いのだろう。それがこんな手近なところでやってたのか……と気づくのはいつもシーズンオフだったりする。 さらに薪を動かしたら、その隙間に越冬コロニー。来シーズンは庭で始めから気がつけるといいのだけれど。 未だ鈍感だけれど、もっともっと自分の身の回りの生きものの気配に敏感にといいきかせる。
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