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2009年 07月 07日
梅雨らしいともいえるはっきりしない天気がつづく。毎朝、天気予報をチェックし、空をながめる。今日は一日曇りの予報。朝方、日差しもあり。しかし気温は高くなさそう。 山の方に上がるのはやめ、別のフィールドに切り替える。中川村のS川で冬虫夏草モードの日とする。ところが途中が土砂崩れで通行止め。グルリと山をまわって目を付けておいた沢にたどりつく。探索を始めたとたんに雨がザーッと降ってくる。傘をさして探索を続け、それなりにいろいろ出る場所であることがわかる。未熟なものが多いからもう少し季節が進んでから来てみよう。 帰り道、ふと気になって家の近くの竹林をながめていくことにする。ここのところ空振りつづきなのがサトキマダラヒカゲ幼虫探し。タケ食で普通種のチョウではあるけれど、ねらいをしぼりようがなくて手こずっていた。何せ竹林はたくさんある。タケの葉は小さくてたくさんついているし、高いところに多い。調べにくい。経験値がきわめて少ないので、ここはダメもとでもたくさん見るしかない。 竹林をぐるりとまわるようにながめていくと、はたして一匹の終齢幼虫が葉裏に止まっているのが目に入った。おおっ、初サトキマジュニアだ。しかも成熟近そうな終齢幼虫。かろうじてのタイミングだったのだ。セーフ。 幼虫探索の手がかりの一つは食痕だが、幼虫のすぐ近くの葉はまったくかじられていない。そこから枝伝いに少し離れた先の葉にのみいくつか食痕が見られた。 チョウの生態観察の手引書といえば『生態図鑑』だが、本種終齢幼虫については、夜間活動性で日中は落ち葉中に潜入する傾向がある、とあって、昼間に探すのは困難とテッキリ思い込んでいた。何事も教科書通りというわけでもない、とあらためて思った次第。
by ikkaku24
| 2009-07-07 21:17
| チョウ目
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Comments(1)
Commented
by
浄
at 2009-07-13 16:34
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おお!懐かしい幼虫です。以前、笹の葉に産卵して居るところを見掛けて持ち帰り、育てた事がありましたけれど、笹の葉の水揚げが悪く、新鮮な餌の供給には苦労させられました。
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