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2009年 07月 21日
埼玉行きのもう一つのお目当ては冬虫夏草。埼玉では見ていたのに長野のフィールドで見ていない種類がまだいくつもあるので、それを探しに。
その一つ、ヤンマタケ。いかにも冬虫夏草らしい姿だし、埼玉の里山フィールドではポツポツと発生するが、決して多い虫草ではないから今でもあこがれの冬虫夏草だ。いつものSの谷を探索したが新しい個体は発見できず。 ちょっとびっくりしたのは、2年前のヤンマタケがまだ残っていたこと。この個体は2007年の10月に新しい状態で見つけて以来継続観察していて、その様子は『冬虫夏草ハンドブック』にも掲載したもの。昨年夏には成熟した状態までになっていた。てっきり腐食してなくなっているだろうと思っていたのだが、まだ姿が残っていたのだった。ヤンマタケが越年、となると、タンポヤンマタケとの関係など考えてしまう。ただ、子実体を見る限り、生きているかどうかは疑問のようで、かろうじて虫体が残っているということなのかもしれない。次回もチェックしてみたい。 成果は今イチだったので、狭山丘陵に移動してオサムシタケを探していく。これも長野では見つけていない。あれば目立つので気づくと思うのだけれどなあ。いつものオサムシタケポイントには、湿気の割に少なめにポツリポツリとアオオサムシ生のものが発生しているのを確認して帰途についた。 →虫草詣で(その30)
by ikkaku24
| 2009-07-21 18:00
| 菌類
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