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2010年 08月 03日
ちょっと間をあけると、記事を書くのがだんだんおっくうになりますね……。 通常モードで各種撮影を進め、はたまた関東に取材にいったり打ち合わせに行ったりと、暑い夏シーズンを過ごしております。 昨日は、虫草王子ヤマモトくんとその友達ミヤモトくんと3人で虫草詣で。 向かう先は北信。昨年、ミヤモトくんが見つけ、ヤマモトくんも見に行っているよさそうな林。伊那谷から高速も使って3時間あまり。長野県で最も遠いあたりだ。 最初に入ったのはやや谷沿いのミズナラ、サワグルミ、トチノキ、ところどころスギといった木々が中心の林。巨木ではないがいい太さの木があって、低木、下草はやや少なめ、しかしシカの食害によるものでなし、それほど雨が降っていなさそうなのに林床は湿り気あり、そして地形がゆるやかと、すでに長野県ばなれした林。それもそのはず、地理的にいってここはもう日本海側なのだ。 昨シーズンに2人が発見済みのハエ生虫草のポイントを見る。はたして結実した個体がつぎつぎに見つかった。検鏡しなければ確定できないが、ヤマモトくんによればフトクビハエヤドリタケだろうとのこと。ちゃんと2本出ているものもあってかっこいい虫草だ。 数的にバンバン見つかるという出方ではなく、シダなどの下草をかき分けてじっくり見ていくと、あ、あった、とときどき見つかるというくらいの頻度。それでもカメムシタケ、アワフキムシタケ、ハトジムシハリタケ、などおなじみの虫草にくわえ、コメツキタンポタケなんかも出てくる。 久しぶりに虫草探索をしていて気がついたのは、いや以前からうすうす気がついていたのだが、そろそろ微小なものを探索するには目がおいつかなくなってきているということ。虫探すのはそんなに苦にならないんだけどなあ。林床は薄暗いからねえ。まあその辺はヤマモト、ミヤモトコンビにおまかせ。 午後に入り早朝出発の眠気が出てきたが、それがパッチリさめたのがクビオレカメムシタケ。最初何だかわからなくて、何でサビイロクビオレタケが地面に?などとボケていた。生まれて2度目の稀種。これ一つで探索欲求はもう満足。 ヤマモトくんのさらなる集中力によってこの日の探索リストは20種を超えた。種数的にまちがいなく県内トップクラスだろう。あいまにチラ見していた虫的にも、家のあたりでは見ないいくつか気になるイモムシたちを見つけた。往復6時間とはいえこんなところがあるのだから、うん、長野県もなかなか。 →虫草詣で(その35)
by ikkaku24
| 2010-08-03 10:45
| 菌類
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Comments(2)
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くまがい
at 2010-08-05 02:44
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先日はお疲れ様でした。
・・・・退化しますよぉ・・・ 俺なんか、ムササビを見つけるのを奴に任せていたら、声さえ聞こえなくなってしまいましたもの。 昔は、車で林道を走っていても、目の端にカモシカが見つかりましたのにねぇ・・・。
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ikkaku24 at 2010-08-06 11:09
おつかれさまでした。熊谷、思い出すだけでも暑くなるほどでしたね。
うーん、おっくうがって使わないと劣っていくばかりですか……。何とか経験の蓄積とパターン認識を駆使して、視力減退をカバーしないとですね。それにしてもイラストや細密画描きはかなり眼にきそうですね。
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