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2014年 04月 25日
一昨日のこと、近所Sの小さな神社境内のスギの樹幹でコヤガの幼虫を見つけた。写真(この大きさだとわからないかもしれませんが)右下の影になっているところに縦にとまっている粉状地衣類を身にまとった幼虫だ。 類似のコヤガ幼虫は複数いて、独特の付着様式を持つシラホシコヤガ以外は飼育羽化させないと同定できないので、連れ帰ることにする。そのとき近くに同種と思われるもう1匹(写真ほぼ中央)がいることに気がついた。撮影しているときには気がつけなかった、と少々がっかり。 家に帰って写真を見ていて、さらにがっかり。画面内にもう1匹いることに気がついたのだ。しかも地衣類をジグザク様式で付着させたわかりやすいはずのシラホシコヤガ(上部中央付近)。 しょうがないので翌日の昨日、シラホシコヤガをたしかめようともう一度神社へ。はたしてたしかにいる。ついでにもう一度撮影していく。 その写真を見直していて、シラホシコヤガのすぐ近くにさらにもう1匹コヤガらしいふくらみ(左上隅近く)があることに気がつきがくぜんとする。こうなるとたしかめるしかなく今日も神社へ。はたしてやっぱり幼虫だった。 結局のところ、この画面内には最初から4匹のコヤガ(うち1匹はシラホシコヤガ)が入っていたことになる。自分の目の節穴加減にがっくりというよりもうびっくりした、というお話。
by ikkaku24
| 2014-04-25 20:22
| チョウ目
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