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2014年 07月 14日
ジガバチは気になるカリバチである。イモムシ屋としてはジガバチのメニューがつくれないかなあと思っている。ジガバチ自体にはよく会うが、狩りや運搬の現場にはなかなか行き会わない。 3日前、Nの河川敷で会ったジガバチ(ヤマかサトかたしかめられなかった)は小石を運んで巣穴を閉じる場面だった。閉じ方がぞんざいだったので、穴を掘ったばかりか、まだ獲物が足りないかだと判断して後日また見てみることにした。 今日あらためて行ってみると穴は閉じてあり、というよりどこが穴だったかわからなくなっていた。大まかな目印を頼りに発掘。幸い小石混じりの砂地で比較的掘りやすい。ほどなく房があらわれる。小さな幼虫が獲物の第3腹節側面に頭部を差し込んで摂食しているという段階だった。 獲物そのものは体長25mmほどの褐色のシャクガが一匹。あいにく特徴的な突起や斑紋に乏しく同定できない。うーん、次に期待だなあ。 そばではオオシロフベッコウが穴を掘りコガネグモの1種を搬入していた。裸地の砂地ではニッポンハナダバカチが低く飛び交う。ハチたちの夏はもう始まっている。
by ikkaku24
| 2014-07-14 17:17
| ハチ目
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