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2017年 06月 11日
隣県S山にて今年初めての冬虫夏草探索。メンバーはキノコ屋Nくん、甲虫屋Sくん、僕の3人。虫草王子ヤマモトくんは長野を離れたので、新・冬虫夏草の会伊那谷支部(自称)の構成員はこの3人となった。 アプローチの段階から経験と知識豊富なヤマモトくんの抜けた穴を知る。発生地の沢までは幾つかの尾根を超え、谷を渡っていくのだが、「うーん、どっちだったっけ?」とすぐに迷ってしまう。3人で記憶をつなぎあわせながら何とか一つ目のポイントに到着。 ミドリクチキムシタケが毎年発生する倒木をチェックするが見当たらない。倒木が乾いているし、周囲の林床も同様だ。どうも雨の降り方が足りなくて発生状況がよくないようだ。 次に期待とメインの発生地にたどり着いたが、ここも未熟なカメムシタケとクチキムシツブタケをみつけたところで昼になってしまう。 午後、沢の上流に登って探索再開。Sくんがコガネムシタンポタケ(写真)を見つける。昨年も発生していた同じ倒木からだが、状態よく、色もきれいな個体。甲虫屋Sくんに「こういう状態の朽ち木に発生するコガネムシはなんだろうね」と聞くと、「やっぱりオオトラフハナムグリじゃないですか」とのこと。以前、別のコガネムシタンポタケ発生木でオオトラフハナムグリの成虫が来ているのを目撃してことがあって、やはりと思う。実際幼虫で識別できればいいのだけれど難しそうだ。 この時期らしい虫草の発見にようやくテンションが上がったものの、その後はさっぱり。コガネムシタンポタケもこの一本に終わる。帰り際にもうひとつのポイントを探索。何とかヒメクチキタンポタケを見つけたところで、本日の探索終了。 昨年同時期の探索では10種を見つけているので、それと比較するとやはり発生状況はよくない。ここからの雨に期待するしかないが、帰りの車中、スマホで調べたNくんによれば、この先1週間は雨なしとのこと。うーん、今年の冬虫夏草ははたしてどうなる?
by ikkaku24
| 2017-06-11 19:03
| 菌類
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