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2017年 07月 17日
自称・伊那谷支部の3人(Sくん、Nくん、僕)でO峠を探索。 沢沿いにトチノキ、ブナ、イタヤカエデ、ヒノキなどの巨木がそびえ立ち、小さな流れがあちこちにあるとてもいい林。雨降り後ということを割り引いても、全体によく湿っている。 アワフキムシタケ、カメムシタケ……と順調に見つかり、Sくんが「大きい虫草がありました!」というので見てみるとミヤマムシタケ。ミヤマムシタケはこのあと沢ぞいを中心に次々に見つかって結局18本を数えた。一度にこんなにたくさん見るのは初めてだ。 甲虫屋でもあるSくんとミヤマムシタケのホストになっている幼虫についてあれこれ。ゴミムシの幼虫に見えるということで意見が一致。石の下などに入っている場合があることから、蛹化のために潜り込んだところなのではないかなどと想像する。 もうひとつ気になったのは小さな鱗翅目幼虫から発生するハリタケ型のもの。ハトジムシハリタケとは大きさ(全体にもっと小さい)やヒゲナガガなど落ち葉ケース(蓑)に入った幼虫から発生していない点(単体の幼虫もしくはざっとした繭をつくった状態から)で異なっている。コツブイモムシハリタケだろうかと思ったが、ヤマモトくんに写真を送って見てもらったところ「ハマキムシイトハリタケとされているものかもしれません」とのこと。この虫草も数が出ていたのでホストが気になった。 他にもツキヌキハチタケ(未熟)、クチキツトノミタケ(未熟)、コメツキムシ幼虫生不明種(未熟)、ハトジムシハリタケ、ハチタケ、マユダマタケ(コガネムシハナヤスリ寄生)が見つかって、見た目がいいだけでなく虫草的にもいい場所であることがわかった。 立派な朽ち木が転がっている割に朽ち木生種が少なかったのは気になったけれど、ここはこれから探っていく重要ポイントのひとつにしよう。
by ikkaku24
| 2017-07-17 20:58
| 菌類
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