関連サイト
tweets @yasudamam
最新の記事
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 コウチュウ目 ハエ目 チョウ目 バッタ目 ハサミムシ目 アミメカゲロウ目 ハチ目 カメムシ目 ナナフシ目 トンボ目 その他の虫 ゴキブリ目 ホニュウ類 鳥類 両生類 植物 菌類 田んぼ 拾いモノ イッカク 骨 お知らせ 爬虫類 その他 庭 作物 犬 物置 畑 機材 本 地学 未分類 ライフログ
ブログジャンル
その他のジャンル
カレンダー
|
2017年 07月 23日
群馬県K温泉まで冬虫夏草詣で。 メンバーは今年から栃木の人となったヤマモトくん、埼玉からSさんファミリー、僕という構成。待ち合わせてK沢に入る。ここしばらくにしては珍しく雨が降ったり止んだり。全体に濡れているのではたして状態がいいのか見た目にすぐはわからない。 しかし昨年入ったときよりも3週間ほど早い時期ということもあってか、朽ち木生だけでなく地生型の虫草もかなり出る。とくにK温泉の特徴のひとつはカメムシタケが大量に発生すること。あまりに多いのでカウントするのをやめたが100本は軽く超えていただろう。 たくさんあるのでカメムシタケのホストのカメムシも気にしてみた。ツノカメムシ科がほとんどで、ハサミツノカメムシがもっとも多く、フトハサミツノカメムシ、オオツノカメムシ、エサキモンキツノカメムシ、それにカメムシ科のツノアオカメムシを確認した。すでに報告されているが、ツノカメムシの中で少ないとされる(僕は生きているのを見たことがない)フトハサミツノカメムシが多いことは特筆すべきことといえる。加えて今日気づいたのは、カメムシタケが生えていないがとてもきれいな状態で転がっているカメムシの死体もまた多いということ。おそらくカメムシタケに感染しているのだろう。このエリアにどれだけカメムシタケの胞子が蔓延しているのやら。 とても立派な朽ち木が大量にあるのもこの沢の特徴で、朽ち木生が豊富。ミドリクチキムシタケ(写真)も未熟だがたくさん見られた。昨年初めて見たウスゲクチキムシタケの再発見、今回初めてのカイガラムシツブタケ(未熟)が見つかるなど、遠征してよかったと思えた。 雨の中、夕方まで目一杯探索したが、朽ち木などはとても見切れる量ではなかった。ある程度の人数でしらみつぶしに調べてみたい場所のひとつになりそう。最後に今日の発見リストをメモ順に。 カメムシタケ エダウチカメムシタケ サナギタケ ハトジムシハリタケ マユダマタケ クチキフサノミタケ未熟 ハチタケ クチキツトノミタケ未熟 Akanthomyces(クモ生) ミチノクコガネツブタケ ジムシヤドリタケ シロサンゴタケ ミドリクチキムシタケ サビイロクビオレタケ クチキムシツブタケ ムラサキクビオレタケ カイガラムシツブタケ未熟 ウスゲクチキムシタケ
by ikkaku24
| 2017-07-23 21:29
| 菌類
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||