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2017年 07月 29日
本づくりが始まって家での仕事の割合が多く、なかなかフィールドに出られない。自然と生きものを相手にしているというのに、なかなか外に出られないのも何だかなあと思うけれど、そういう時間をとらないと形にならないからやるしかない。 一区切りがついたところで今日はフィールドに。行きたい場所がいくつもあって迷ったが、今日は冬虫夏草ねらいにしてY川の支流Y沢に入る。昨年、コウモリガ生アシブトイモムシタケの新しい産地としてたどり着いたポイントのひとつ。未熟なものとマユダマタケに寄生されたものは見つけているので、今年は結実したものを発見したかった。 梅雨の頃は乾燥気味でよくなかったが、皮肉なことに梅雨明けして以降よく降っていて、全体によく湿り、状態はよさそうだ。アワフキムシタケがたくさん出ている。ここのアワフキムシタケは立派なものが多く、ハチタケと思えるサイズのものも混じっている。ホストのアワフキムシがわかるとおもしろそうだ。時期的には早いがウスキサナギタケも一本。カメムシタケ、イラガハリタケらしい未熟個体も見つかる。 肝心のアシブトイモムシタケはどうだったかというと、今年もマユダマタケが寄生したものが2本。ホストのコウモリガ痕跡も多いし、この沢が有力な発生ポイントであることは間違いないが、完熟する個体が出ないことにはしょうがない。 冬虫夏草ではないが、しばらく楽しんだのはミミブサタケというキノコ。茶褐色でその名の通り動物の耳のような姿をしている。最初は正体がわからず撮影のためにかぶさったゴミを取り除いていたら、突然のように胞子をシューッと放出してビックリ。物理的な刺激に反応するらしい。じっくり探すと周囲にいくつもあったので、放出させて回った。帰ってから調べると地下に菌核という塊をつくるのだそう。もう一度行って掘ってみようかなあ。
by ikkaku24
| 2017-07-29 20:03
| 菌類
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