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2017年 08月 14日
ここのところずっとおうちしごとをしていた。写真を探してそろえ、原稿を直し、レイアウトを入れ替え、全体の構成まで再検討するという内容で、作業量が大変多い。そういうわけで今月に入ってから、他の取材もストップ、フィールドにもほとんど出られない。期限ぎりぎりの今日になって何とか提出する。本作り年てはまだこれからだけど、とりあえず。 ずっとうずうずしていたので、外に出る。冬虫夏草モードで、何はともあれO川。 気になっていたのはサンチュウムシタケモドキ。冬虫夏草にもかかわらず、ヤマガシウ(暖地ではサルトリイバラ)という植物の種子にとりつく、変わりものの冬虫夏草の中でも極めつきにへんてこな存在だ。O川下流、Y集落上方のポイントで2013年に一本を発見して以来、毎年チェックしているが再発見できておらず(昨年発見したそれらしきものはをツノタケという虫草モドキだった)、今年はまだ探索すらできていなかった。 とはいえ、発生ポイントは一時間も探索すれば見るべき場所がなくなってしまうような大変狭い坪で、はりきって探したものの、今年もヒットせずにあっけなく終わってしまった。 ついでにと、O川のメイン坪であるT集落のポイントものぞいていく。ハナサナギタケ、カメムシタケ、ハチタケ、クチキツトノミタケがポツリポツリ。と、谷斜面の地表に白っぽい子実体をまとった塊が。何だろう?と指でつまみ、ここで「あっ!」とびっくりする。主は赤色のヤマガシュウの種子で、そこからオリーブ色がかった子実体が伸びている。先ほどまでさんざん探していたサンチュウムシタケモドキ。4年ぶりの再開である。 前回のとは姿が多少違う。子実体は2本出ていて、どうやら最初に横に長く伸びたが、斜面で少し動いたのか、新しく上に向かってもう一本が伸びはじめた、という感じだ。同じ流域ではあるが、場所も違う。不思議なのは、近くにホストのツル植物、ヤマガシウが見当たらないこと。あらためて探してみると、林縁部にはたしかに生えていたが……。 さらに周囲を探索するも追加はなし。さて次はいつ会えることやら。
by ikkaku24
| 2017-08-14 20:21
| 菌類
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