関連サイト
tweets @yasudamam
最新の記事
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 コウチュウ目 ハエ目 チョウ目 バッタ目 ハサミムシ目 アミメカゲロウ目 ハチ目 カメムシ目 ナナフシ目 トンボ目 その他の虫 ゴキブリ目 ホニュウ類 鳥類 両生類 植物 菌類 田んぼ 拾いモノ イッカク 骨 お知らせ 爬虫類 その他 庭 作物 犬 物置 畑 機材 本 地学 未分類 ライフログ
ブログジャンル
その他のジャンル
カレンダー
|
2018年 02月 14日
タテジマカミキリの越冬成虫を見つける。ウコギ類のかなり細い枝に頭を下にしてしがみついていた。ほぉーと思う。駒ヶ根で見るのは初めてだし、上伊那地域でも初めてだ。まだしっかりいる感じではないけれど、推移は気になるので、ここまでの記録をメモ代わりに記事にしておこう。 タテジマカミキリは暖地性のイメージが強い。甲虫図鑑4で調べてみると、分布は本州〜琉球になっていて、わざわざ「暖帯樹林帯のカクレミノ」で成虫越冬すると書かれている。なので今までこのユニークな越冬生態のカミキリムシに会いたいときには、カクレミノの多い暖地まで出かけていっていた。 伊那谷でもわずかだがタテジマカミキリを目撃、あるいは痕跡を見ている。調べると以下の3回ですべて下伊那地域の記録だったが、今回それが上伊那地域まで広がったわけだ。 ・2010年7月 飯田市(成虫、ウコギ類の1種) ・2013年5月 松川町(成虫、ウコギ類の1種) ・2017年1月 松川町(羽脱痕、タラノキ) 長野県南部にカクレミノはほとんどなく、自生する幼木を一本見たことがあるだけだ。だから発生する個体は同じウコギ科のウコギ類とタラノキを利用している。これらはたくさん生えているのでチェックは大変なのだけど、気にしておこう。 この冬はなかなかフィールドに出られないのだけれど、こういうことがあるからやっぱり楽しい。
by ikkaku24
| 2018-02-14 20:28
| コウチュウ目
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||