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2018年 08月 11日
イモムシの飼育で難しいことの一つに、蛹の管理がある。とくに越冬して翌春に羽化するというような場合に、長期間、温度や湿度の状態をみなければならない。 早春生で年一化の種などでは、春の間に幼虫期が終わり、夏、秋、冬と1年の3/4が蛹状態というものもある。そうなると冬だけでなく夏の間も管理しなければならない。夏の管理もなかなか大変だ。家の中もそれなりに高温になるし(うちにはエアコンがないし)乾燥もしやすい。 で、越冬ボックスを夏の管理にも使い始めた。越冬ボックスというのはこちらで紹介したように、建物北側の地面に穴を掘って埋め込んだスチロール箱だ。適度に湿らせた園芸用の土バーミキュライトを敷いたプラカップに蛹をおさめ、それを箱に入れる。地中にあるので、温度変化が少なく、乾燥もしにくいだろうという目論見である。 で実際にどうなのか。温度データロガー(今やこんなのが1000円台で手に入るんだねえ)を蛹とともに越冬(越夏)ボックスに夏の初めから仕込んでデータをとってみた。上のグラフが7/10−8/9の一ヶ月間の記録データ(赤線)で、近隣観測所の気温データ(青線)と重ねてある。 今年は最高気温が35℃近くまで上がったり最低は20℃を下回ったりしているが、ボックス内はほぼ30−25℃ほどの範囲におさまっている。湿り気の方も今日チェックしてみたが、乾燥もせず、容器内に結露もない状態だったのでよさそうだ。 ただ一番大事なのは羽化率で、こちらは来春の結果待ち。
by ikkaku24
| 2018-08-11 20:17
| チョウ目
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