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2007年 11月 04日
今年の畑は二つあって、家のすぐ裏にあるOさんからお借りしているごく小さなスペースと、少し離れたところにある市民農園にもう一つのスペースがある。 畑はできるだけ近くにあった方がいい。足しげくこまめに手をかけることがやっぱりいい。家のすぐ裏のスペースはちょっとした時間のあるときに手をかけていたが、行くのに車でないとならない市民農園の方は今年ボロボロ。夏にジャガイモを収穫し、その後サツマイモを植え、何度か草取りをしたものの、その後、時間が取れず足が遠のいた。しばらく行かないと、雑草が伸びていることがわかるからさらに足が遠のく。 サツマイモの収穫どきだし、このままでは草原状態で冬になってしまうから、今日のいい天気にはげまされ、カミさんと二人で市民農園に向かう。案の定、草ボウボウ。来年はOさんとこのスペースだけにしておいた方がよさそう。いずれにしろ冬前にきれいにしておかなければ……。 草むしりというより草刈りしながら、けなげに伸びたサツマイモのツルと葉をたぐりよせる。それでもワイルドな感じのサツマイモがけっこう収穫される。栽培植物だけれどけっこうたくましい。 サツマイモのご先祖様はどんなのだったんだろうとちょっと気になって、久しぶりに植物の本をひっぱりだしてみる。 『野菜探検隊アジア大陸縦横無尽』(池部誠、文芸春秋)によると、サツマイモの原産地はメキシコからコロンビアまでの中南米カリブ海沿岸とのこと。また、『栽培植物の起源』(田中正武、NHKブックス)には、サツマイモの祖先種は小灌木や収穫後のトウモロコシの茎にからみついたり、海辺の砂地をはいまわったりしている、という。日本でいえばクズのようなマント群落の一員なんだろうか。サツマイモが根にこうして栄養分をためこむのは、ときどき洪水になるような環境に生える植物だったからというハナシを聞いたことがあるような記憶があるのだけれど、どうだったっけ?いずれにしろ、これだけほったらかしでもけっこうイモをならせるくらいなのだから、栽培化されてもかなりたくましさを残した植物ではある。 「イモムシだよー」カミさんの声がする。なかなか立派なエビガラスズメの幼虫(上画像の下段)が転がっている。そういえばこれはサツマイモにつくんだったけ。うん、まさしくイモ・ムシだ。 サツマイモ&雑草の下からほかにも各種イモムシと蛹があらわれる。食草がわからないが、サツマイモのイモとともに、このイモムシたちも今年の畑の収穫物、だ。
by ikkaku24
| 2007-11-04 17:24
| チョウ目
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Comments(2)
なかなか立派な芋虫たちですね。
今頃の幼虫は、幼虫のまま冬を越すんでしょうか? 何だか見た目の立派さとは裏腹に寒さには弱そうに見えます(笑)。
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ikkaku24 at 2007-11-08 16:01
エビガラスズメなどスズメガの仲間のほとんどは、蛹化して蛹越冬ですね。たしかトビイロスズメだけが幼虫越冬だったと記憶します。ヨトウガの仲間はどっちだったかなあ。冬期にロゼット植物の根元をさぐってると幼虫のままの種類もけっこう見つかります。蛹の状態が越冬には好都合に思えるのですが、実際はそれぞれ、ですね。
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