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2008年 01月 21日
昨夜から降雪。それほどでもないだろうと思って朝外を見れば、あらら、けっこう積もってる。家の周りで10センチほどだろうか。この降り方はこちらでいうところのカミ雪というパターンで、関東に雪が降るくらいのときに長野県南部はけっこう降る。 まずは今年になってはじめての雪かき。今回のは重くなくてけっこう楽。ザッとすませてフィールドをまわる。午後からは用事が入っているので持ち時間は午前中のみ。 朝方まで降っていたらしく、ケモノの足跡など意外に少ない。それでもキツネの軽快な足跡をたどり、サインポストであの独特な尿のにおいをかぎつつ、ウロウロする。 火山では先日見つけておいたアシナガゾウムシをチェックする。枝先にしがみついて成虫越冬するタイプのゾウムシだ。その体に雪でも積もってたらいかにもでいいのになあと期待していたのだけれど、今回の雪はそういった細枝にまで積もるタイプではなかった。 この枝しがみつきアシナガゾウムシくんは越冬昆虫探しの定番だが、いまだに種類が同定できないでいる。『甲虫図鑑』には、この手のアシナガゾウムシとしてカシアシナガゾウムシとホホジロアシナガゾウムシが掲載されているが、よく似ていてどうにも識別しにくい。生態的に考えるとカシと考えたいところなのだけれど……。 チャミノガの若齢幼虫やらオオカマキリの卵のうやら、いくつか雪風景の中の越冬昆虫とつきあっているうちにも、雪は融けていく。半日がすぐにたってしまう。この後数日は雪も残るだろうが、次の降雪はさていつになるかなあ……。
by ikkaku24
| 2008-01-21 19:52
| コウチュウ目
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Comments(2)
アシナガゾウムシの越冬のしかたって強引ですよね。どうしてこれで越冬可能なんでしょう?ふつう鳥の餌になるか凍え死ぬかっていう気がするんですが、人間の感覚は当てにはなりませんね。
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ikkaku24 at 2008-01-22 20:18
そう、強引というか、どうしてわざわざここで?こういうスタイルで?となりますね。どこかにもぐりこめばいいのに、です。しかし、アカコブコブゾウムシにせよ、あるいはホソミオツネントンボしかり、このしがみつき越冬とでも呼ぶべきスタイルのものがいるには、それなりのメリットなりがあるのでしょうね。
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