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2008年 09月 04日
昨日、一昨日と盛口氏来訪。 二人で長野の、というか僕のマイフィールド内の虫草ポイントを見て回る。二日間で彼が見たことのない、あるいはあまり見たことがない種類の発生地を見るということが目的なので、ちょっとあわただしいフィールドめぐり。ここは7月頃に○○が出ていたところだよと解説しながら環境を見てもらったら、すぐに車で次のポイントに移動、という具合。 折しも8月が終わり、空も空気も何となく夏の終わり、秋の始まるを感じさせる。つまりはほとんどの冬虫夏草のシーズンも終わり。この間まであったはずの種類が見つからなかったり、モロくなったのがちょびっと見つかるだけたったり。短時間でも二人の目で見ていると気になるものが見つかったりもした。 中央アルプス中腹のS平。コブガタアリタケのカウントなどをし、思ったよりも数は増えず、さて次にいこうかというタイミングで盛口氏「アッ、タンポ」とめざとくタンポタケ(画像上)。わずか一本だけだったが、マイフィールドではじめての菌生冬虫夏草。 また、同じく中央アルプス山麓の沢沿い。ハトジムシハリタケが思ったように見つからず、それでもせっかくだから対岸を調べてみようかと歩きはじめたら、盛口氏「アッ」。今度はウスキサナギタケ(画像中)。普通種ということになってはいるが、思ったほど見られない種類。それが4つ。というわけで、思わぬ収穫がポツポツと出た。 今は二人とも共通して冬虫夏草モードだけれど、それでもお互いに違うアンテナを持っているので、そのあたりも楽しかった。彼は野菜モードでもあって、産直店で地物の野菜やらキノコやらを忙しく見て回り、畑の片隅に飼料用に植えられたシコクビエ(画像下)に「シコクビエじゃないですか!」と感嘆し、河原に生えたある草を見つけては「ヤッさん、これ、レタスの原種のトゲチシャだよ」なんて教えてくれる。こっちは最近虫情報を把握できておらず、かろうじてニセアカシアに立派なトビイロスズメの幼虫を見つけたくらい。 片方は沖縄、もう片方は長野。片方は書き手で大学勤め、もう片方はフリーで駆け出しのカメラマン。年も重ねて少々体にガタも出てきたし、いる場所と立場もずいぶん離れたけれど、こうしていっしょに歩き出せば教員時代に歩いているときのようになってしまう。振り返れば20年来の縁。 今度は僕が沖縄に行って彼のフィールドをまわってみたいなあ、と思った次第。 →30分圏内の虫草(その12)
by ikkaku24
| 2008-09-04 19:03
| 菌類
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