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2008年 10月 08日
午後しばらくして火山を少し歩く。
ヤマハンノキと思われる葉でまず出会ったのは、シャチホコガの仲間の幼虫(画像上)。背中に肉質の突起が4つばかしと中途半端に並ぶちょっと変なイモムシ。家に帰って調べたところではトビスジシャチホコという種類。 またこのヤマハンノキにはとある毛虫(画像中)がたくさん発生している。そのことには先日来気がついていたのだが、種類の調べがついていなかった。背中にさわやかなイエローバンドが縦に走り、その途中にまとまった毛束が一つ、気合いの入ったモヒカンスタイルのようにピンと立ったユニークな毛虫。これだけ特徴的ならすぐに知れるだろうと思ったのだが、どうも見るポイントをはずしてしまっているのか情けないことにまだ見当がついていない。 ハンノキという植物はけっこういろんな昆虫に好かれていて、だからけっこう見ているつもりなのだけれど、それでも見落としてきたこういったおかしなものたちがまだいるみたいだ。 ヤナギではウチスズメ(画像下)。気門のあたりが紅色に縁取りされていてなかなか鮮やかなジャイアント。このスズメガの幼虫もちゃんと見るのははじめて。午前中、『日本産幼虫図鑑』などめくっていて、「ああ、このイモムシもまだ会ったことないなあ、見てみたいなあ……」というのがたくさんあったのだけれど、ウチスズメも「あ、まだ見てないや」リストの一つだった。うれしい。 刈り残りの田んぼで稲刈りが急ピッチで進む。平地の田んぼはかなり終わっていて、とたんに色が消え、何だかさびしくなる。でも、まだ活動中のものたちはこんな風にあちこちいるわけで、できるだけ外出とかないと……。 #
by ikkaku24
| 2008-10-08 18:35
| チョウ目
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2008年 10月 07日
クロメンガタスズメがやってきた。
といっても野外で見つけたということじゃないです。盛口氏が幼虫を送ってくれたという話。といっても沖縄産ではなく、広島の知人が彼の元に送ってきて、そのおすそわけが沖縄経由でやってきたというわけ。ややこしいが広島産の幼虫だ。 クロメンガタスズメは南方系かつきまぐれな発生をするみたいで、伊那谷あたりじゃいないんだろうなと思っていた。が、シカタさんによると「今年、畑のトマトに発生しましたよ」という。「飛翔能力高いから、そっちの方に出てもおかしくないです」ということなので、それからチェックしているが、まだ見つけていない。今回送られてきた幼虫でイメージトレーニングしておかなくては。 やってきてしばらく、この個体は脱皮をした。6-7センチとすでに存在感があるが、終齢かどうかは? で、こうなってくると、食草の確保に備えておかなくてはならない。ホストを調べてみると、主にゴマ、ナス科、その他いくつかとなっている。 ナス科では、ナス、ジャガイモ、チョウセンアサガオ、タバコ、クコ。広島ではトマトに発生していたという。ここで気がついたのだが、ナス科の植物というのは栽培植物ばかりだということ。植物図鑑でナス科をめくってみたが、知ってる名前はヒヨドリジョウゴくらいだった。ゴマもふくめて少なくとも日本では人の生活圏周辺にしか発生しないスズメガなのだ。 今年は畑をさぼってばかりで、ナス科はミニトマトが一本植わっているだけ。だから、よその畑で収穫が終わって片付けられたトマトを見つけたら葉っぱをいただいてきたりしている。成熟すれば10センチほどにもなるはずの大型イモムシがこの先どのくらい食べるか、見当がつかない。今年は飼育には力を入れてこなかったので、このジャイアントさんを何とか育て上げ、成虫の胸背部に浮かぶメンガタをおがみたいものだが……。 #
by ikkaku24
| 2008-10-07 11:45
| チョウ目
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2008年 10月 05日
シオジ平まで上がってみる。 このあたりまで上がるとミズナラや一部ブナもあるので、そのあたりのドングリ拾いがお目当て。例によって車止めに車をおき林道をしばらく歩いてたどり着くものの、さすがにまだちょっと時期が早いのかほとんどといっていいほど落ちておらず。見上げた状況もかんがみると、ミズナラなどはどうやら今年は不作の様相。平地のコナラは豊作の気配なのと対照的で、このドングリの作況がどんな風にきいてくるのかが気になるところだ。 そういうわけでほとんど手ぶら状態で帰り道となる。 林道わきの日陰のササ、食痕らしきものが目に入る(画像中)。主脈から4分の1くらいが怪しくなくなっている。 こんな風にササを食べるのはジャノメチョウ科幼虫のハズと思って裏返せば、それらしき若齢幼虫の集団があらわれた。集合性が高く、かつ整列癖もあるらしく、主脈に沿って縦に10数匹が並ぶ(画像上)。 ふーん、こんな風にいるもんなんだと急にササが気になりだし、道すがら食痕あれば裏返す。同じような幼虫がよく見つかる。頭部の黒い幼虫集団(画像下)も見つかったがこれは色彩変異?別種?この時期にこういう段階ということは越冬態はどうなってるのか。いずれにしろ、この幼虫たちのおかげで成果なしの帰り道が楽しくなる。日頃チョウとつきあってないと、知らないことが多くてこういうときに楽しめるなあ……。 家に帰って幼虫図鑑などめくるも、ほとんどが終齢幼虫のみの姿ゆえ、まだ確定できていない。こういう環境のササにつくということと、若齢時代に集合性があるという点でけっこう絞られはするのだが。 困ったのは、これらはこれから成熟して羽化するのではなく、どうやら中齢幼虫で越冬するらしいこと。まあそのあたりまでいけば姿で種類がわかってくるかしら……。 #
by ikkaku24
| 2008-10-05 15:09
| チョウ目
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2008年 10月 03日
午後少しフィールドをまわる。
おそらく時期的に適しているのだろう、ハバチの幼虫にいくつか出くわした。 昨日のグンバイムシしかり、このハバチ類の幼虫も、気になりながらさっぱり疎いグループの一つ。独特のS字エビぞり集団ポーズなところがとてもいいんだけどねえ。いかんせん識別ができない。種類はきっとメチャクチャ多い。スペシャリスト的なのはホストから類推できるかもしれないが、ジェネラリストなのはたぶん飼育して成虫にしてハチ屋さんに見てもらうしかないという世界じゃなかろうか。ちなみに今日ハバチを見たのはサクラ(画像上)、オニグルミ(画像中)、ノイバラ。 出たときはいい天気だったのだけれど、ほどなく曇って風が出てきて、そのうちに冷たくなってくる。風景もかなり秋づいてきた。はあ。 #
by ikkaku24
| 2008-10-03 18:19
| ハチ目
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2008年 10月 02日
スカッと晴れる。
午後、火山を歩く。 けっこうじっくり見て回ったつもりだったが、探しにいった虫は見つからず。うーん、なかなかうまくいかない。 お墓のわきに植えられた2本のシキミ。アカスジキンカメムシの幼虫〜3齢幼虫があちこちにいたので見て回っていたが、その葉裏にはグンバイムシの仲間がけっこうついていることに気がついた。 グンバイムシは翅といい体といいガラス細工のような繊細さと、行司の軍配型というひょうきんな面を併せ持っていてなかなか魅力的なのだが、それほどの種類を認識していない。最近見たのはサクラのナシグンバイくらいだったか。識別点もあまりよくわかってない。シキミについていたグンバイもだからシキミグンバイだろうというくらいのもの。 『日本原色カメムシ図鑑1』にはグンバイムシが13種掲載されているけれど、もちろん種類はもっと多い。たとえばナシグンバイやシキミグンバイが含まれる属一つとっても日本に27種いるとある。どれもチッコイのが難だが、たくさん集めて並べてみたいグループだ。 田んぼの稲刈りが進み、気の早いサクラなどが色づきはじめた。今日のような晴れた日など、朝はけっこう冷えるようになってきた。ここから寒くなるまではけっこう早いからなあ。 #
by ikkaku24
| 2008-10-02 18:18
| カメムシ目
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