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2010年 08月 06日
暑いし、夏と言ったら虫草だよねーということで、先日につづきヤマモト王子と日帰り遠征をする。
昨年から見ている、県境を超えた先にあるS温泉。伊那谷からは2時間半くらい。 昨年下見済みだし、林の目星もついているしと気楽にかまえていたら、なぜか今年は林道途中で車止めになっていて、結局少し余分に歩くことに。 林はサワグルミ、トチノキが多く、そこにブナなどが混じる。中低木が少なく、しかしササやイラクサなどの下草は適度にある。 道脇の小さな平坦面を見ていったら、いきなりなものが目に入った。ヤマモトくんに見てもらえば「オグラクモタケですよ!」。もちろんはじめて目にする稀種。くるまった落ち葉の中にいるクモから生える虫草だ。子実体の長さが5mmくらい。実は先日の遠征でヤマモトくんがその未熟個体と思われるものを見つけていて、はあ、こんなにちっこいものなんだあと、まがりなりにもイメージトレーニングされていたから目に入ったのだろう。うーん、来てよかった。 こうして幸先はよかったのだが、その後ふるわない。それでもヤマモトくんがイモムシハナヤスリタケやらウスキヨコバイタケなどを見つける。さすが。 そういう変わったものが出るという点で普段のご近所フィールドに比べればポテンシャル高いのだが、それでも期待していたほどの出方はしない。地下水位は高くてビチャビチャしているけれど、空中湿度は高くないのかねえ、ということはサワグルミやトチが多いからといってとってもいい森とはいえないのかねえ、などとあれこれ考える。 冬虫夏草というミリ単位スケールの生物を通して、大きな森のことをのぞいている。 →虫草詣で(その36)
by ikkaku24
| 2010-08-06 11:03
| 菌類
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