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2012年 02月 22日
さらに天気がよくなって、この冬はじめてのジャケットいらず。 こうなると、明日でもできることは明日に、という必殺技をくりだし、デスクワークをほったらかしにしてフィールドに出る。フリーランスの数少ない利点の一つだ。 Tの段丘崖の縁を歩いていたら、ダダダッと斜面を走り下る音。残念ながら姿は確認できず。急斜面をけもの道にそって降り、段状の突端に皿状の凹みを見つける。けっこう長い時間丸くなってうずくまっていたと見えて、そこの落ち葉だけがペッタリと押しつぶされている。足音の響きはシカよりもタヌキ、キツネサイズ。そこらじゅうのにおいを嗅いでみたが、キツネ臭は感じられず。第1候補はタヌキか。 場所を移動してNの集落周辺。 石垣の裏でモンシロチョウの越冬蛹などを見つつ、つづいて南東向きの日当りいい道ののり面をチェックして歩く。今年はまだ見つけていない成虫越冬チョウによさそうな条件と見る。 珍しく予感はあたって、枯れ草の間にキタキチョウのレモンイエローを見つけた。が、姿勢が変。近づいてよく見ると生きておらず、少し上のササ株の根元につかまっていたのが、うまく冬越しできなかったものと思われた。ここでは帰り道にさらに一匹、キタキチョウの越冬しそこないを見る。越冬成功率はそんなによくないのだろうか。 もう少し早い時期に見ておけばよかったと悔やむが、来冬のチェックポイントを見つけたことでよしとするか。
by ikkaku24
| 2012-02-22 17:49
| チョウ目
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