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2013年 03月 19日
ほんとにこのまま春になっちゃうんだろうかと心配になる暖かさ。というより、日なたで探索しているとほとんど暑ささえ感じるほど。ついこの間まであんなに寒かったのに。 今日はKさんのリンゴ畑へ。剪定作業真っ最中のリンゴ目当てでなく、幼虫探し。探していたのはクロハネシロヒゲナガ。 ヒゲナガガ一族の中で一番ポピュラーなこの種、成虫は初夏におなじみ。一度産卵中のメスを見つけて、そこから若齢幼虫まで飼育下で見ているのだけれど、その後の管理が悪く、終齢まで見ることができないでいた。それならばと、発生環境での落ち葉めくりでケースを見つけたことはあったのだけれど、ちがう種が羽化してしまって外れに。 Kさんの畑でリンゴを撮影していた昨シーズン、初夏にクロハネシロヒゲナガがよく飛んでいて、メスも見ていた。ここならば他の種も少なそうだしまた探してみようとなったのだった。 草地とリンゴの木の境目あたりから探索開始。イネ科草本の薄いところをねらって落ち葉層をかきわける。ほどなくヒゲナガガのケースが見つかる。ウスベニヒゲナガのように全体に細長く、少しずつ幅広くなる形。ただけっこう小さくて10mmもない。この時期ならもう少し大きいんじゃないかなあとやや不安に。その後もポツリポツリと見つかり、腰が伸ばせなくなるくらい続けるころ、結局20匹ほどゲット。 『日本の鱗翅類』をひらいてみると、終齢幼虫のケースのサイズについて9mmとある。他のよりちょっと小さめなのね。なのでたぶんこれがクロハネシロヒゲナガなのだろう。蛹化して、初夏に成虫が羽化してたしかめられれば、ようやく1サイクル見たことになるのだけれど。
by ikkaku24
| 2013-03-19 20:12
| チョウ目
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