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2016年 05月 25日
今シーズンは目立ってイモムシが少ない。他の虫も少ない。長野県に来て10年ちょっとになるがその中で最も少ないだろう。今年はいつもよりちょっと少ないねというレベルではない少なさと思う。
ただしあくまでもローカルで個人的な感触。では本当に少ないのだろうか、他の地域ではどうなのか、そして要因は何なのか……となると話が大きく、なかなか言いきれず、わからない。シカタさんが虫屋さんから聞いた情報では、関西のあるポイントではやはり少なく、愛媛では逆にたくさん出ているところがあるという。「定量的にやるとなると、ポイントを決めてビーティングネットとかになるんじゃないですか?」とのこと。 本当は通常の年からはじめて比較できればよかったのだが、せめて今からでもまずは何かしら記録しておかないとと思う。 そこで思いつきだが、観察会の下見でK丘陵を歩いた際にルッキングで見つけたイモムシをすべて記録した。以下、今日の13:30〜17:00の間に僕、シカタさん、Yさんの3人で見つけたイモムシのリストである。 ・アゲハ(サンショウ) 1 ・コツバメ?(ウワミズザクラ) 1 ・テングチョウ(エノキ) 1 ・ダイミョウセセリ(ヤマノイモ) 1 ・ホソガの1種(クリ、コナラ、クヌギ)巣 多数 ・キバガの1種(コナラ) 2 ・ツマグロフトメイガ(コナラ) 2 ・メイガの1種(コアカソ) 1 ・チャミノガ(ニセアカシア、カキノキ、コナラ) 4 ・ミノガの1種(ヤナギ) 1 ・ウメエダシャク(ウメ) 1 ・シャクガの1種(ウメ) 1 ・オビカレハ(クヌギ) 2+ ・クワゴマダラヒトリ(クワ) 1 ・ヨツボシホソバ(?、クヌギ) 2 ・オビガ(スイカズラ) 2 ・イボタガ(アオダモ) 3(うち1はアオクチブトカメムシに被食) ・クスサン(コナラ) 1 ・ヒメヤママユ(クリ) 1 ・オオトビモンシャチホコ(クヌギ) 10+ ・モンシロドクガ(フジ) 1 ・キドクガ(クヌギ) 1 ・マメドクガ(ススキ) 1 ・フクラスズメ(コアカソ) 4 ・キタエグリバ(アキカラマツ) 1 ・キノカワガ(カキノキ) 1 ・ヨモギキリガ(ヨモギ) 2 ・ミツボシキリガ(エノキ) 1 ・ヤガの1種(ツルウメモドキ) 1 種数計は29種。種数の少なさだけでなく個体数が少ないので、数までカウントできてしまったのがさびしい。来シーズン、ここで同じことをやったときにリストがうんと長くなってくれるといいのだが。
by ikkaku24
| 2016-05-25 21:28
| チョウ目
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