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2019年 06月 28日
ヤマモトくんの呼びかけにより隣県K温泉にて冬虫夏草探索デー。今回はO沢がターゲット。ダム工事により入れなくなったかつてのメインフィールドだが、新道路から簡単にアクセスできることがわかった。心配していた台風3号の影響もほとんどなく、雨はほぼなし、フィールド全体がたっぷりと湿って菌類探索には絶好の条件。参加メンバー7人の中には新しい方がたくさんいて、カマドウマの体内共生菌とか、コケから生えるキノコとか、カビを集めている人とか、知らない分野の人の話を聞きつつの楽しい探索となった。 谷は深く、しかし流れは緩やかで平坦面が広く、いかにもよさそうな朽ち木が多い。入ってみてすぐに良さそうだとわかる環境だ。 カメムシタケが豊富なのがかつてのこの沢の特徴だったが、それは今も健在で、おそらく数100の単位であっただろう。個人的には最初にケヤキの低木に4個体ついていたカイガラムシツブタケが印象的だった。カイガラムシの種類も気になるし、いずれも未熟だったのでそのままにしておいた。時期が早いのでほかも未熟なものが多かったものの、地生型と朽ち木生型の主だった種は一通り出ていた。そんな中、ヤマモトくんがナガホノケンガタムシタケになるであろう未熟な個体を発見。僕は初めて見る種類。 また冬虫夏草ではないが、柄の先に小さな粒がたくさんつく姿をしている小さなキノコがあり、これなんだろうねと話していたら、カビ屋さんが探していたSynnematomycesというちょっと珍しい菌のアナモルフだと判明。ちゃんと傘の形をしているテレオモルフも並んで出ていた。 最後は上方の斜面で見つかった菌生冬虫夏草のアブクマタンポタケ(写真)に取り組んでいるうちに夕方に。発見リストは20種を超えた。地図上ではこの環境はまだまだ先まで続いていて、この人数でもとても1日では探索できない懐の深さがあるようだった。遠征してくるだけの価値がある坪が健在でうれしい。 本日の暫定リスト、未熟で推定も含まれる カメムシタケ ハチタケ ハトジムシハリタケ ナガホノケンガタムシタケ? クビオレカメムシタケ? ジムシヤドリタケ ミチノクコガネツブタケ ツキヌキハチタケ コメツキムシタケ クチキツトノミタケ クチキフサノミタケ ミドリクチキムシタケ サビイロクビオレタケ ムラサキクビオレタケ カイガラムシツブタケ ハスノミクモタケ? ガ成虫生不明種 アブクマタンポタケ ハナサナギタケ コナサナギタケ マユダマタケ
by ikkaku24
| 2019-06-28 22:04
| 菌類
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