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2007年 12月 27日
プリントワークを終え、パネルに張って発送する。天気がいいのは今日までという予報を見て、数日ぶりにフィールドを歩く。 火山の林道を越冬昆虫モードにてブラブラと歩く。 午後の日差しがあたる林道はホッカリと暖かく、風もなく、気持ちがいい。歩いていると体も暖まってきてちょっと暑く感じてジャケットの前をはだける。しかし待てよ、あと数日で年明けという時期にこんな暖かい日もないよなあ、と思う。 さて今日の出会いとしては、なぜかカナヘビに縁のあった日だった。 日当りのいい林道わきの土のガケに突き出た手頃な石があったので、それを引っ張ってみたらカポッとぬけた。その奥にはさらに小さな空洞があって何かが丸まっている。よく見れば3匹のカナヘビ。カナヘビの越冬現場を見るのはたしかはじめて。でもどうやって石の裏に潜り込むのだろう。どこか体の通り抜ける隙間でもあったのだろうか。撮影していると、暖まってきたらしく動き出してしまう。石を戻し、できた隙間に土をかけておく。 林道そばの低木ではカナヘビがぶら下がっている。モズのはやにえだ。こういう大物は見栄えがするねえと思う。この獲物はまだ固まっておらず、長い尾がちょっとした風でユラユラとゆれるほど。ということは、狩りはけっこう最近になって行われたことを意味している。 カナヘビが越冬モードに入って間もない時期なのか、条件によって越冬に入るのに差が生まれるのか、あるいは昆虫にそういうタイプがあるように、それほど深く休眠せず、暖かい日にちょっと出てきて活動なんてことでもしているのだろうか。 そういえば今日は飛翔するオツネントンボを一匹目撃している。この成虫越冬トンボは暖かい日にしばしば出てきている。その一方でホソミオツネントンボではまずそういう姿を見かけない。越冬のスタイルもかなりさまざまだ。
by ikkaku24
| 2007-12-27 17:15
| 爬虫類
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Comments(2)
私は冬に活動しているカナヘビを見たことがありません。暖かくても時期がくるまでは動き出さないような気がします。爬虫類を飼育下で越冬させるのはかなり神経を使うようですから、越冬モードと活動モードの間をスムースに往ったり来たりというのは、一部の昆虫と違って難しそうに思えます。ただ・・・・そうすると新鮮なはやにえのナゾが深まりますねー。
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ikkaku24 at 2007-12-28 17:02
そうなんです。この時期に新鮮なカナヘビのはやにえというところが引っかかっています。ガケで越冬していた3匹の挙動を見るに、けっこう短い時間で向きを変えたりと動き始めましたので、暖かい日がつづいたりすると動き出したりすることもあるのかなというところです。あるいはもぐり遅れのノンビリ屋の個体だったのか……。
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