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2008年 09月 05日
ここのところ冬虫夏草つづきだったが、もういくつか山があるものの、ちょっと落ち着いてきた。冬虫夏草の発生時期としてもこっちのモチベーションとしても。で、今日は午前中久しぶりに虫眼でフィールド歩き。 冬虫夏草ねらいとしてはまず歩かなかった田んぼまわりなど行けば、イネは頭をたれ、各種アカトンボは飛び、コバネイナゴはピョンピョンはね、トノサマバッタが飛び去る。今日など陽が射して暑い日だったが、風景と顔ぶれは秋に向かっている。 冬虫夏草探索は、暗い林床にうずくまり、ひたすら細かいものを見分けていくという時間だから、それ以外のものを見るのには適していない観察だ。そんなわけで今年の夏はあまり虫とつきあわなかったという気がする。だから見る虫がみんな新鮮。いいねえ、虫は。 ウメの木の葉裏でイラガ終齢幼虫を見つけてからは、そっち方面にアンテナが向いたのか、イモムシ・毛虫の幼虫な日となる。 コアカソでフクラスズメ幼虫を振動させる。あまり愛想のいいモデルではなく、ちょっと振動した後は移動していってしまった。 クヌギではこれまで見た記憶のないイラガ科幼虫(画像下)を見る。手持ちの図鑑には該当種が出ていない。どうやらタイワンイラガという種類のように思われるのだが、どうしてこれまで見たことがなかったのだろう。あるいは名前からして暖地性の種類なのだろうか。それにしてもこの幼虫、いい色合い。盛口氏がイラガ幼虫のことを「陸(おか)ウミウシ」とネーミングしていたけれど、まさにピッタリだ。 ハギの枝にはシャチホコガ幼虫。このエイリアン的イモムシには、何度会ってもしばし見とれてしまう。おまけにこのハギには複数の幼虫がいて、撮影していたら一匹が移動し、もう一匹のところにぶつかり、どちらもあわて、お互いにエビぞり、「ここはオレがエビぞるポジションなのだ」と、まるでケンカするようにエビぞり脚をふりあげるものだから思わず笑ってしまった。こうなるとエイリアン的不気味さは消えてしまい、滑稽な体に見えてくる。 これから秋にかけてスズメガなどジャイアントなイモムシも出てくるわけで、やっぱりガの幼虫は個性豊かで楽しい。
by ikkaku24
| 2008-09-05 18:58
| チョウ目
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