関連サイト
tweets @yasudamam
最新の記事
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 コウチュウ目 ハエ目 チョウ目 バッタ目 ハサミムシ目 アミメカゲロウ目 ハチ目 カメムシ目 ナナフシ目 トンボ目 その他の虫 ゴキブリ目 ホニュウ類 鳥類 両生類 植物 菌類 田んぼ 拾いモノ イッカク 骨 お知らせ 爬虫類 その他 庭 作物 犬 物置 畑 機材 本 地学 未分類 ライフログ
ブログジャンル
その他のジャンル
カレンダー
|
2009年 02月 11日
引っ越し、前日のかなりの追い込みでギリギリ間に合ったような間に合ってないようなという状況ながら何とか終了。荷造り、不要品の処分、ゴミの分別と出し、掃除でかなりリキを使い果たした。
引っ越し後は、とにかくも日常サイクルができるようにという部分の復旧作業に追われた。自分の仕事部屋は後回しのまま。 家をつくったというと「虫部屋があるの?」とか「アトリエができたの?」と聞かれるのだけれど、そんな贅沢なものはなくて、仕事スペースとしてはそれほど変わっていない。相変わらずワンルーム環境だ。ただ、今回はその部屋の上部にロフト部分をつくってもらったので、そこが機材、資材、標本スペースとして使える。 昨日から仕事部屋の荷解きに手がついた。標本の箱を何とかロフトに収納し(もうすでに一杯だ……)、本の箱をあけとりあえずという感じで本棚におおざっぱに配置し、デスク回りを何とかし、パソコン関係をセッティングし、最低限の機材を出せるようにした。ふう。そうそう、電話回線が来てようやくネットにも接続できるようになった。あ、関係者の方、メールもチェックできるようになりましたよ。なぜかここは回線スピードがゆったりで(何か接続なり設定なりがおかしいのか?)イライラしますが……。 そういうわけでまだ周辺含めフィールドには出られずじまい。この家に住んで初めて出会ったのはラクダムシ幼虫。これが連れ合いのワークスペース机天板を歩いていた。場所は2階なので最初は?だったが、野外ではこの幼虫がしばしばアカマツ樹皮下から見つかることを思い出し、ナルホドと思う。ストーブ用の薪にアカマツも混じっていて、おそらくそこから出てきたのではないかと推測する。 ラクダムシについては以前さわりだけ調べて以来まったく進展していない。ネット上でもあまり出典のはっきりした情報はなく、かろうじて森林総合研究所の研究情報誌に浦野さんという方が研究紹介としてレビューされているくらいだった。 その中に気になっていた和名の由来について触れられている。ドイツ語名「ラクダの首」由来で、成虫の前胸が細長く伸び、この前胸を傾け頭を持ち上げるポーズをとることかららしいと紹介されている。浦野さんもかかれているが、そう聞いてもどうも首をかしげたくなるハナシではある。 生態的には朽木に生息している他種を捕食しているということだ。たしかに動きは素早くてかつ前後自在なのだけれど、残念ながら僕はまだそういう場面を見たことがない。和名がユニークなだけにもう少し知りたい生きもの一つではある。しかしいかんせん手がかりは少ない。 さて、住所変更のいろんな手続き(これが多岐にわたりいかにもめんどうだ)もまだこれから。引越しましたお知らせもつくってない。そのあたりは追々で、いいかげん中断していたものごとを再開しなきゃならない。何とか日常に軟着陸しないと……。 →ラクダムシ幼虫
by ikkaku24
| 2009-02-11 18:36
| アミメカゲロウ目
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||