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2009年 03月 09日
長くお家っこ生活がつづいたこの冬。仕事の面でもそういう場面が多かったのだが、家関係の用事もまた多く、とくに薪集めだの薪割りだの薪積みだのといったことがらに時間を使っていた。ところが一昨日、薪を手動で移動させていて、気がつけば情けないことに腰を痛めてしまったらしく、ある角度に腰が曲がるとビビッと痛みが走り抜けるようになってしまった。ぎっくり腰ではないと思うのだけれど、まったくこれくらいでと、いかにも情けない。山歩きでもなく家にいて体痛めてちゃねえ。
まだしばらくデスクワークがいろいろ予定されている状況。骨格標本つくりもまだつづく。しかーし。季節は待ってくれない。今年などまちがいなく春の訪れは早い。すきを見て出て見るもの見ておかねば。 で、午後フィールド探索を再開。Oの林から。 あれもこれもと気ばかり多かったが、ほとんどは空振りで、かろうじてカエデの葉にミスジチョウの幼虫を一匹のみ見つける。ほとんどがやり残したままになっている冬の宿題のうちのたった一つだが、それでも最初の一つではある。 一方、クヌギのひこばえで見つけたヒメカギバアオシャクと思われる幼虫。ほぼ例年この幼虫が出る特異ポイントなのだが、意外だったのはすでに体が春モードであったこと。同じように擬態系のカギシロスジアオシャクは先日見たのはまだ冬芽擬態モードのままだった。クヌギの芽もさすがにまだ固く閉じたままだ。 実は、ヒメカギバアオシャクの方は越冬状況の姿をちゃんと見たことがないのだが、今日の状態はおそらく越冬令から脱皮した状態の色合いだ。家に帰って幼虫図鑑をひもといてみる。新芽や小枝の表皮を食べるとある。芽吹きの時期にはどちらも開きかけの芽に擬態しているから同じようなもんと思い込んでいたけれど、カギシロとヒメカギバはけっこう違う部分があったのねえ、この子たちは、と納得する。クヌギの芽は固くとも、ヒメカギバアオシャク幼虫にとってはもう春なのである。 そういうわけで冬の宿題と、期せずして春の予習に手をつけた半日だった。宿題の方はまだたんまり残っております。春さん、もう少し待ってください。
by ikkaku24
| 2009-03-09 18:33
| チョウ目
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