関連サイト
tweets @yasudamam
最新の記事
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 コウチュウ目 ハエ目 チョウ目 バッタ目 ハサミムシ目 アミメカゲロウ目 ハチ目 カメムシ目 ナナフシ目 トンボ目 その他の虫 ゴキブリ目 ホニュウ類 鳥類 両生類 植物 菌類 田んぼ 拾いモノ イッカク 骨 お知らせ 爬虫類 その他 庭 作物 犬 物置 畑 機材 本 地学 未分類 ライフログ
ブログジャンル
その他のジャンル
カレンダー
|
2024年 10月 03日
9月中旬に虫草探索をした際に発生していたキシャヤスデ。大発生は8年周期だから次に見られるのは8年後。もう少し見ておきたくて再訪した。 多く発生しているポイントは車道上に痕跡が目立つので、今回もまずは車で流しながらそれを探す。発生場所はところどころに見つかるものの、高密度なスポットとなるとこれがなかなか見つからない。 しばらくして、ようやくここはいいかもという場所を発見。ヤスデがわらわらしている法面をたどっていくと小さな橋にたどりついた。その橋桁にけっこう密集している。さらに沢に降りてみると、岸や流れから突き出た岩にかなり高密度に集まっていた。こういった水際や道路の法面は行き止まりなので、移動してきた個体が集中するということだろう。その後も周辺エリアを車で流しながら探ってみたが、高密度ポイントは他には見つけられなかった。 いくつか資料を調べてみた。キシャヤスデは一年に一回脱皮、7齢が終齢、つまり8年目に成虫になる。これが個体群内で同調するので、一斉に成虫になって地表に出てくるのが8年周期になるわけだ。 なるほどと思ったのは、1-6齢は地中で活動するが、7齢幼虫は地表に出て活動するとあったこと。実は昨年も沢ぞいでキシャヤスデが群れているのを見ていて、あれ、同調してない?と思っていたのだが、あれは7齢幼虫だったということだろう。 かつては汽車を止めるほどの大発生をしたはずだが、今回の状況をみるととてもそういう発生量ではなく、個体数が減ってしまっているのだろう。次に成虫が地表で見られるの2032年、どんな発生になるだろうか。
#
by ikkaku24
| 2024-10-03 20:12
| その他の虫
|
Comments(0)
2024年 09月 16日
IさんとY岳の探索。 狙いは昨年ここでようやく見つかったオグラムシタケ。というわけで朽木を中心にかなり探索したのだが、見つからず。何せこれまで一本しか見つかっていないのでそもそもハードルは高い。 そもそもシーズン終わりのこの時期、他の虫草も少ない。それでも終わりぎわにIさんがウスイロヒメフトバリタケを2本見つける。ストローマも宿主の幼虫も、ミヤマムシタケやミチノクコガネツブタケとの関係が気になるところなので、詳細に比較される必要があるのだけど、これまた発見数が少ないのでもう少しかかりそう。 虫草以外のトピックとしては、キシャヤスデがかなり発生していたこと。小海線の汽車を止めたことで知られるこのヤスデ、調べてみると8年周期とされていて、2008年、2016年に大発生しているので、2024年の今年がその周期に当てはまる。今日見たところではまだ発生は山域の一部に限られ、しかも想像していたほどの発生密度ではなかったのだが、これからさらに広がり、数も増加するのか気になるところ。
#
by ikkaku24
| 2024-09-16 20:00
| 菌類
|
Comments(0)
2024年 08月 26日
盛口さんが来長、Iさんにも参加してもらってY岳の探索へ。 まず向かったのは落葉広葉樹林のポイント。月初に入ったところの下流部。前回の印象通り全体に数が少ないながら、アワフキムシタケ、ハチタケ、ミヤマムシタケ、クチキツトノミタケ、サビイロクビオレタケ、アシグロクビオレタケなどが細々と。Iさんが朽木からハリタケ型を見つけ、なんだろう?となり、掘ってみたらハトジムシハリタケ。大きいものでは盛口さんがツクツクボウシタケを発見。長野県で見るのは3回目だが、これもコエゾゼミ生だった。山地のコエゾゼミにしか出ないのだろうか。 成果が少なめだったので、つづいてIさんが入ったことのある針葉樹林ポイントに案内してもらう。林床にコケが多くN高原によく似た雰囲気。ハナヤスタケ、タンポタケは見つかるものの、エリアシタンポタケはなし。ツチダンゴの種類が異なるのかもしれない。 カラフトクロオオアリ生のコブガタアリタケは大量だったものの、結実しているものは少ない。倒木の裏などでは同じ宿主からイトヒキミジンアリタケが。ミカドオオアリ生のものと形状がかなり違っており、ムネアカオオアリ生のものによく似ている。この辺りのちゃんとした比較が必要そうだ。 8月ももうすぐ終わり、ということは冬虫夏草シーズンの終わりも近い。寂しいなあ。
#
by ikkaku24
| 2024-08-26 12:29
| 菌類
|
Comments(0)
2024年 08月 18日
N高原をIさんと探索。 今シーズンはどこも同じだが冬虫夏草全体の発生量は少ない。このエリアはハナヤスリタケ、エリアシアンポタケなどの菌生種が多く出るのが特徴なのだが、それらがポツリ、ポツリでかなり寂しい。それでもササの茂みに分入って少しずつ見つかり始める。 ここの名物、イネゴセミタケは結局5本見つかった。少ない年は1本がやっとなのでまあまあだ。興味深いのはIさんが見つけた未熟な個体で、子嚢殻が出来かけているものの、結実部の膨らみが少なくスラッとした形、色もややオリーブ色を帯びていた。こうして何本も、とくにいろいろな段階を見ていると、形も色もかなり変異があるなということがわかってきた。
#
by ikkaku24
| 2024-08-18 19:37
| 菌類
|
Comments(0)
2024年 08月 03日
Y岳の落葉樹林帯の探索。Iさんに加え、宮城からSさんが父子で参加。心強い。 先日の針葉樹林帯と同じ傾向で、出だしから渋く、全体に発生数が少ない。地面も少し乾き気味。ここも雨があまり降っていなかったのだろうか。 とはいえ県内有数の坪であるこのポイント、名物といえるオグラクモタケが少しずつ見つかり始める。自分では見つけられなかったがIさん、Sさんがウンカハリタケ、朽ち木からアシグロクビオレタケと未熟なヒメクビオレタケが見つかるなど、終わってから集計してみれば20種以上のリストになった。
#
by ikkaku24
| 2024-08-03 20:03
| 菌類
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||